東部労組の特長
東部労組は各企業ごとの労働組合の集まりではなく、もともと一つの組合(地域合同労組)、一つの団結体です。組合員はどこの会社に勤めていても東部労組の同じ組合員です。そのうえで各企業に東部労組の「支部」をつくって運営しているのです。だからある支部で何かあったときは、企業のワクをこえて、一つの支部のため、一人の組合員のために、みんなで応援することができるのです。
「よってたかって勝利しよう!」が東部労組の合言葉です。
東部労組の日常活動
東部労組では年1回、秋に定期大会を開催して、年間方針を決めています。そのほか、火曜日に、執行委員会と支部代表者会議を開き、組合全体と各支部のことを話し合い、決定し、みんなで活動を行なっています。
年間を通して一番大きな活動は、やはり組合員と家族、職場の仲間の生活と権利を守るための春闘、夏と冬の一時金闘争など労働条件の向上をめざす職場での活動です。
そしてもう一つの大きな活動は学習活動です。労働者として正しい認識を持つために、経営者のうそやごまかしに負けないために。自分たちの経験を生かし、正しい理論と結びつけ、闘いに失敗せず、成果を得るために、学習活動を行ないます。組合結成直後や闘争の間に各支部単位の初級労働学校、各支部の執行部以上対象の中級労働学校、そして幹部学校を、それぞれ行なっています。
また、自分たちのことだけでなく、企業での障害者差別・労働者いじめや、分割民営化時に不当解雇され解雇撤回をめざす国労(国鉄労働組合)など地域の労働者、全国の労働組合の闘いの支援に力をいれています。
さらに、東部労組の1年の行事としては、家族ぐるみの新年会、サマーキャンプ、レクリエーションなど福利厚生の活動をおこなって、組合員の親睦、交流を深め、団結を強めています。 そのほか組合の機関紙を毎月発行し、組合員に配布し、活動についての相互理解を進めるようにしています。
組合員の慶弔にあたっては組合の規定(慶弔見舞金規定)にもとづいて祝金または見舞金を支給しています。 労働相談センター
東部労組は「未組織の労働者の組織化」の一環として労働相談活動を行っています。NPO法人「労働相談センター」と協力して、解雇や賃金不払いなど地域の労働者の労働、生活、法律、医療などの相談に応じています。
労働相談センターでは次の方々のご協力をいただいています。
弁護士 五百蔵 洋一
弁護士 井上 庸一
弁護士 加藤 晋介
医 師 平野 敏夫 (ひらの亀戸ひまわり診療所)
医 師 久保田 哲代 (久保田げんきクリニック)
労働相談を通じて、職場の組合結成についても、結成を成功させるため全力で応援や具体的アドバイスをしています。最後の最後まで親身になって責任を持ちます。
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